私は自らが撮影した写真を元に風景画を描いています。
風景や人物が過去の絵画作品を想起する絵を描きたいと思っています。
私が偶然立ち寄った場所で撮影した時、二人の人物がミレーの「晩鐘」と似たポーズをしていた写真がありました。
この写真がきっかけで実在した見知らぬ人が見せた一場面を描く作品のシリーズを作り始めました。
独特の静けさが共通して漂っており、多くの作品は人物が小さく描かれています。これは浮世絵の小さく描かれた人物を参考にしています。
また大きなフィールド上にぽつんといる人物は幼少期からよく目にした90年代のTVゲームの人物のようでもあります。
様々な視覚情報を得る現代社会に生きる日本人として、風景画はどのようにあるべきかを追求しています。