“hide gallery” was set up as a contemporary art gallery off the back of “Book and Sons”, an art book store in Tokyo, and “Kawata Gallery”, a well-established art gallery in Kobe. With the combined perspectives of a contemporary art book store and the rich 60-year experience of a refined art gallery, ‘hide gallery’ aims to carefully curate and usher in a new era of previously unseen art that can convey new culture and value.

hide gallery
  • ソウルに拠点を置くグラフィックデザインスタジオ「Occupy the City」が手がける、2000年以降にデザインされたアートおよび文化プログラム向けのポスターを探求するシリーズ。
第二巻はギャラリー、フェスティバル、パフォーマンスなど、多様な文化プログラムで展開されたポスターがテーマとなっています。
https://store.bookandsons.com/?pid=190248392
特定の文化機関やプログラムのために同一のデザイナー、またはデザインチームによって継続的に制作された一連のポスターを対象としており、研究対象は主にヨーロッパ、北アメリカ、アジア各地で実施された文化プログラムのものとなります。
掲載事例ではシリーズとしての視覚的構造やデザインルールに加え、企画内容や運営体制、デザイナーとプログラムとの関係性にも注目。資料を通じてその設計過程を辿ることができます。

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    2026年05月06日
  • 写真家・William Eggleston(ウィリアム・エグルストン)の作品集。
70年代のアメリカにおけるカラー写真「ニューカラー」の旗手であるエグルストンは、活動当初よりコダック社が1940年代に開発したカラー写真を3色に分解して組み合わせる印刷技法「ダイ・トランスファー方式」の彩度と階調の豊かさに惹かれ、作品制作の際はもっぱらこの技法を用いていました。
しかし1990年代初頭に製造や使用時の薬品がもたらす環境への有害性を理由に、フィルムや染料、印画紙といった一連の材料の製造が中止。エグルストンはそれまでの作品制作プロセスを変えざるを得なくなりました。
本書はこの「ダイ・トランスファー方式」によるプリントの新作が提示される最後の機会となった展覧会『The Last Dyes』の開催に伴い刊行された一冊。
『The Outlands』や『Chromes』といった主要作品から、1976年にMoMA(ニューヨーク近代美術館)で開催された個展『William Eggleston's Guide』での展示作品からカタログに掲載された作品まで、エグルストンの息子であるウィリアムとウィンストンの二人と協議してセレクトされた作品を掲載しています。

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    2026年05月05日
  • ローマを拠点に活動するアーティストであり、パブリッシャーでもあるAli Beşikçi(アリ・ベシクチ)による写真集。
本書は、極めて個人的な哀悼や喪失が、時を経て「些細な思考(minor ideas)」、あるいは静かに神経を逆なでする「柔らかな残滓」へと変質していく過程を見つめた一冊。
彷徨の中で見出された光や事物の境界、何かが過ぎ去った、あるいは訪れる予兆としての断片。そこには無垢さへの弔いと、壊れゆくものへの慈しみ、そして微かな希望が同居しています。事象そのものではなく、その「暗示」を写し出すことで、観る者自身の記憶と共鳴する、極めて繊細で内省的なモノクロームの世界が広がっています。

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    2026年05月04日
  • ベルギーを拠点に活動する建築事務所 Mieke Van Herck Architects(ミーケ・ファン・ヘルク・アーキテクツ) の住宅建築を中心としたプロジェクトと設計思想をまとめたモノグラフ。
MVH Architectsは住む人の生活や価値観に寄り添い、それを建築デザインに反映するアプローチが特徴的。本書ではラグジュアリー住宅プロジェクトResidence シリーズ、Residence EBなど田舎の一軒家をモダンに改修したプロジェクトの事例などをはじめ、プロジェクトの発想から完成までのプロセス、クライアントとの対話、空間づくりの背景、デザイン上の決断など建築家の思考と実践をテキストと図版で解説しています。

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    2026年05月03日
  • パリを拠点に活動するブルターニュ出身のデザイナー、Ronan Bouroullec(ロナン・ブルレック)の作品集。「Casa Mutina Milano」で開催した展覧会に伴い刊行されたもの。
MUT Booksとは、展覧会プロジェクトに付随する書籍シリーズであり、完成された作品ではなく思考と制作の途中経過を提示する実験的な作品集となっている。
作品や展覧会風景に加え、キュレーターによるエッセイや考察、アーティストへのインタビューを収録。
タイトルが示す通り、本書の核となるのは左手で描かれたドローイング。右利きであるブルレックがあえて左手を使うことで、コントロールや機能性から距離を取り、身体的で偶発的な線を引き出しています。

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    2026年05月02日
  • インドネシアとパリを拠点に活動する写真家Pierrot(ピエロ)による作品集。
バリ島ペレレナンの高台に佇む邸宅「Rumah Rubah(ルマ・ルバ)」を舞台に、日本的な節度とバリの精神が穏やかに交差する建築と、その周囲に広がる自然の調和をモノクロームで捉えています。建築を手がけたマクシミリアン・ジェンクルの思想や、素材・光・風といった要素が織りなす時間の流れを写真家ならではの静かなまなざしで可視化しています。
本書を通して現れるのは、空間の構造や意匠そのものだけでなく、そこで営まれる「静けさ」や「余白」といった感覚的な体験。光と影が溶け合う瞬間を丁寧にすくい上げることで、邸宅はひとつの瞑想的風景として立ち現れ、建築と感情、そしてゆっくりと生きるという美学を静かに問いかける一冊。

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    2026年05月02日
  • 写真家・畠山直哉による写真集『A BIRD BLAST 130』の復刻新装版。
畠山が20年以上にわたって取り組んだ、石灰石採掘場での発破によってわずか数秒の間に砕け散る岩石の様子を遠隔操作で連続撮影したシリーズ『BLAST』の制作中に偶然生まれた本作は、撮影後のネガを現像して確認すると思いがけず空に鳥の姿が写り込んでいたコマの連なりをまとめたもの。
タイトルに含まれている130という数字は、130回目の発破の撮影であったことを指しています。
装丁はグラフィックデザイナーの脇田あすかが手がけています。

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    2026年04月30日
  • イタリアを拠点として活動するフランス人アーティスト、Nathalie du Pasquier(ナタリー・ドゥ・パスキエ)の作品集。イタリアのタイルブランド「MUTINA」の社屋「Mutina Headquarters」で開催した展覧会に伴い刊行されたもの。MUT Booksとは、展覧会プロジェクトに付随する書籍シリーズであり、完成された作品ではなく、思考と制作の途中経過を提示する実験的な作品集となっています。
作品や展覧会風景に加え、キュレーターによるエッセイや考察、アーティストへのインタビューを収録。
本書ではメンフィスのデザイナーとして知られるデュ・パスキエが「BRIC(ブリック=断片・部材)」をモチーフに、絵画・ドローイング・構成という実践を、物の集積と視覚的思考として提示しています。

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    2026年04月29日
  • スイス出身で、現在はセネガルの首都ダカールを拠点に活動する写真家でヴィジュアルアーティストのEva Diallo(エヴァ・ディアロ)が、セネガルよりイタリアへと不法に移住した二人のいとこの証言をもとに足跡を辿ることで、「不法移民」の実情について当事者的な視点から探究した一冊。
2018年に自身の母の生まれ故郷であるセネガルから、マリやブルキナファソ、ニジェールなどの西アフリカ各地を巡って、彼らの最終的に辿り着いたイタリアまで旅をしたディアロであるが、そこで彼らが国境を不法な手段で超えたのに対して、自身はスイス国籍を有していることから自由に国を往来できるという出生を理由とした格差に直面。
その立場の違いに対してディアロは葛藤を抱えながらも真摯に彼らの行動に向き合い続けることで、彼らが移動中に経験した希望や犠牲、そしてユーロッパに対して抱いた憧れと現地で直面した現実などについて浮き彫りにしています。
本書ではディアロの繊細な眼差しを通じて、いとこたちが目にしたであろう風景や人物の数々が捉えられており、ここでは意図的に「不法移民」というキーワードで連想される紋切り型の写真を避けることで、「不法移民」という一筋縄にはいかない複雑な問題の有り様を鑑賞者に時間をかけて読み解くことを求めています。

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    2026年04月28日