“hide gallery” was set up as a contemporary art gallery off the back of “Book and Sons”, an art book store in Tokyo, and “Kawata Gallery”, a well-established art gallery in Kobe. With the combined perspectives of a contemporary art book store and the rich 60-year experience of a refined art gallery, ‘hide gallery’ aims to carefully curate and usher in a new era of previously unseen art that can convey new culture and value.

hide gallery
  • 極度のここ

松本直大による、2018年から9年間にわたり、ロサンゼルス、パリ、ネパール、ソウル、日本各地で撮影された写真を収めた作品集。
日々のなかで出会う風景やモチーフを捉えた写真が、時代や場所、スケールを超えて再編集・再構成されています。ページをめくるごとに異なる風景や時間が緩やかにつながり、新たな意味や物語を帯びていく。何気ない日常の断片から、作家が見つめる世界の輪郭が立ち上がる一冊。

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松本 直大「極度のここ」
2026年7月23日(木)ー8月11日(火)
東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番 BOOK AND SONS
03-6451-0845 / shop@bookandsons.com
    2026年07月30日
  • T-Club 2nd edition

チェコ出身の写真家・Libuše Jarcovjáková(リブシェ・ヤルツォヴャーコヴァー)が、1983年から1985年にかけてプラハの伝説的なLGBTQバー「T-Club」で撮影した写真集。全体主義体制下の旧チェコスロヴァキアという時代に、人々が社会の抑圧や偏見から離れ、自分らしく過ごす姿を誠実に見つめています。

撮影者であるリブシェ自身も、このバーに通う性的マイノリティの一人。そのため写真には、外部の観察者には捉えられない、人々との信頼や親密さが宿っています。モノクロームの粗い粒子は店内を満たしていた安堵や熱気、人と人との距離の近さまでも映し出しています。
本書はLGBTQコミュニティの貴重な記録であると同時に、その枠組みを超え、一人ひとりが自分らしく生きようとする普遍的な人間の姿を捉えた作品でもあります。リブシェのまなざしには、40年を経た今なお変わることのない尊重と敬意が貫かれている一冊。

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    2026年07月30日
  • MARC BY SOFIA

アメリカ人映画監督でプロデューサー、脚本家、女優、ファッションデザイナーであるSofia Coppola(ソフィア・コッポラ)の作品集。
30年以上に渡り親交を深めてきたファッションデザイナーMarc Jacobs(マーク・ジェイコブス)を描いたドキュメンタリー映画「Marc by Sofia」にあわせて刊行されました。
本書ではパーソンズ美術大学在学時代から、Perry Ellis(ペリー・エリス)で発表した伝説的なグランジ・コレクション、ルイ・ヴィトンのクリエイティブ・ディレクター時代、自身のブランド設立、近年のランウェイまで、その歩みを豊富なアーカイブとともにたどっています。
さらに、二人による対話やスタジオでの制作風景、プライベートな写真などを収録し、デザイナーとしての軌跡だけでなく、ひとりのクリエイターとしてのマーク・ジェイコブスの姿を映し出しています。
映画とファッション、それぞれの分野で独自の美学を築いてきた二人の創造性と、長年にわたる友情が交差する一冊。

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    2026年07月29日
  • Kate, For You

ニューヨークの若者文化を鮮烈かつ魅力的に写し出すポートレートで知られる写真家Marie Tomanova(マリー・トマノヴァ)と長年にわたり彼女の創作を支えてきた被写体Kateとの特別な関係をたどる写真集。本書は2017年から現在へと続く二人の協働の軌跡であり、一人の人物を長い時間見つめ続けることで形づくられた「拡張されたポートレート」の試みでもあります。それは同時に、ポートレートという行為そのものへの深い思索へとつながっています。

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    2026年07月28日
  • Ancient Chinese Architecture: Defense Structures

建造に要した歳月や規模から、これまでの人類史において最大規模の建築物である「万里の長城」にまつわる資料集。
紀元前から建造が開始された「万里の長城」は、軍事防衛、国境、また交易の拠点と、時代によって異なる役割を果たし、1987年には中国の文化と歴史における重要な史跡として世界遺産にも登録されました。
本書では、万里の長城の歴史を地図や文献といった豊富な資料とともに紐解くほか、現在も保存状態が良好のままで残る明代(1368年ー1644年)に築かれた区画での現地調査によって得た情報や資料をもとに、当時の建設技術を考察。
さらに付随する形で、万里の長城に連動しながら防御の要を果たしていた洛陽、開封、北京などの要塞都市についても紹介されています。

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    2026年07月28日
  • White Man in a Hole ~ Tim Georgeson

オーストラリアのヴィジュアルアーティスト・Tim Georgeson(ティム・ジョージソン)が、南オーストラリア州のアウトバックに位置する町、クーバー・ペディを舞台に撮影した写真集。
世界最大のオパール産出地でありながら気温49度に及ぶ灼熱の砂漠地帯であるために、人々は大地で眠るオパールを求めながら過酷な暑さを避けようと地下を掘ることで定住を図り、現在の居住生活区域を築きました。
ジョージソンは、モノクロームとカラーを併用しながら静かにこの土地を見つめ、荒涼とした地平線や手掘りの地下住居、そしてわずかに漂う人の気配を詩情豊かに捉えることで、自然の圧倒的な力とその環境下で生きる人間の営みとして風景を描写。
土地に息づくレジリエンス(しなやかな強さ)や特異的な魅力を物語る存在に位置付けることで、風景そのものを語り手に、「現実と神話」、「人間と自然」といった異なる世界を緩やかに接続させています。

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    2026年07月27日
  • THE ART OF DWELLING

フランス人建築家・デザイナー、Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)の作品集。
2025年から2027年にかけて、ドイツ・クレーフェルトの「Kunstmuseen Krefeld」、オーストリアの「Museum der Moderne Salzburg」、スペイン・バルセロナのミロ美術館「Fundació Joan Miró」で開催される巡回展にあわせて刊行されました。
20世紀モダニズムを代表する建築家・デザイナーとして、建築から家具、インテリアまで幅広い分野に革新的な影響を与えたペリアンの仕事を、「住まうこと(Dwelling)」という視点から再考する約20年ぶりのモノグラフ。彼女にとって住まいとは、人と自然、社会を結びつけるための思想であり、建築や家具、工芸、工業生産を横断しながら、機能性と美しさ、社会的責任を結びつける空間を追求しました。
本書には家具やインテリア、建築プロジェクトを豊富な図版とともに収録。ル・コルビュジエとの協働や1920年代のチューブラースチール家具から、実験的な集合住宅を実現したアルプスのスキーリゾート「レ・ザルク」まで、その創作の軌跡をたどります。さらにアーカイブ資料や歴史写真、再現インテリアに加え、日本、インドシナ、ブラジルでの経験がデザイン思想に与えた影響にも焦点を当て、持続可能性やモダニズムの社会的意義を現代の視点から読み解いています。

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    2026年07月27日
  • Into the woods

写真家・Maja Šimenc(マヤ・シメンツ)が、森の中を淡いソフトフォーカスで写し取った写真をまとめた一冊。
撮影時に焦点を意図的にぼかすという選択は、自然や山を撮影する際の定番とされる手法から外れ、新たな可能性を模索するマヤ自身の意思が示されています。
おとぎ話を思わせる幻想的な描写は、19世紀のイギリスにおける写真家・Julia Margaret Cameron(ジュリア・マーガレット・キャメロン)の作品を彷彿とさせるもので、マヤが写したモノクロームによる森の中の写真は、無彩色でなければ見逃してしまう本質の発見へと鑑賞者の知覚を導きます。

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    2026年07月26日
  • Typographics ti No.277

創刊以来40年を超える日本タイポグラフィ協会が発行する専門誌。
コンパクトなサイズの冊子で、アカデミックな内容から日常にあふれる文字や記号まで、さまざまなタイポグラフィを紹介しています。
帯にはデザインに合わせて毎号異なる竹尾の用紙を採用しており、掲載された用紙スペックを参考に紙見本としても活用できます。
277号の帯は、クラフトのしっかりとした手触りと強さをもつ「ビオトープGA-FS」。
特集「封筒」では、情報伝達がデジタル中心となる現代でも、想いや触感を伝えるツールとして欠かせない存在である封筒の歴史や意味、可能性を探っています。
五感を刺激するような物語性のあるデザインを展開するグラフィックデザイナー、三木健の仕事も紹介。

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    2026年07月25日