“hide gallery” was set up as a contemporary art gallery off the back of “Book and Sons”, an art book store in Tokyo, and “Kawata Gallery”, a well-established art gallery in Kobe. With the combined perspectives of a contemporary art book store and the rich 60-year experience of a refined art gallery, ‘hide gallery’ aims to carefully curate and usher in a new era of previously unseen art that can convey new culture and value.

hide gallery
  • Kate, For You

ニューヨークの若者文化を鮮烈かつ魅力的に写し出すポートレートで知られる写真家Marie Tomanova(マリー・トマノヴァ)と長年にわたり彼女の創作を支えてきた被写体Kateとの特別な関係をたどる写真集。本書は2017年から現在へと続く二人の協働の軌跡であり、一人の人物を長い時間見つめ続けることで形づくられた「拡張されたポートレート」の試みでもあります。それは同時に、ポートレートという行為そのものへの深い思索へとつながっています。

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    2026年07月28日
  • Ancient Chinese Architecture: Defense Structures

建造に要した歳月や規模から、これまでの人類史において最大規模の建築物である「万里の長城」にまつわる資料集。
紀元前から建造が開始された「万里の長城」は、軍事防衛、国境、また交易の拠点と、時代によって異なる役割を果たし、1987年には中国の文化と歴史における重要な史跡として世界遺産にも登録されました。
本書では、万里の長城の歴史を地図や文献といった豊富な資料とともに紐解くほか、現在も保存状態が良好のままで残る明代(1368年ー1644年)に築かれた区画での現地調査によって得た情報や資料をもとに、当時の建設技術を考察。
さらに付随する形で、万里の長城に連動しながら防御の要を果たしていた洛陽、開封、北京などの要塞都市についても紹介されています。

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    2026年07月28日
  • White Man in a Hole ~ Tim Georgeson

オーストラリアのヴィジュアルアーティスト・Tim Georgeson(ティム・ジョージソン)が、南オーストラリア州のアウトバックに位置する町、クーバー・ペディを舞台に撮影した写真集。
世界最大のオパール産出地でありながら気温49度に及ぶ灼熱の砂漠地帯であるために、人々は大地で眠るオパールを求めながら過酷な暑さを避けようと地下を掘ることで定住を図り、現在の居住生活区域を築きました。
ジョージソンは、モノクロームとカラーを併用しながら静かにこの土地を見つめ、荒涼とした地平線や手掘りの地下住居、そしてわずかに漂う人の気配を詩情豊かに捉えることで、自然の圧倒的な力とその環境下で生きる人間の営みとして風景を描写。
土地に息づくレジリエンス(しなやかな強さ)や特異的な魅力を物語る存在に位置付けることで、風景そのものを語り手に、「現実と神話」、「人間と自然」といった異なる世界を緩やかに接続させています。

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    2026年07月27日
  • THE ART OF DWELLING

フランス人建築家・デザイナー、Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)の作品集。
2025年から2027年にかけて、ドイツ・クレーフェルトの「Kunstmuseen Krefeld」、オーストリアの「Museum der Moderne Salzburg」、スペイン・バルセロナのミロ美術館「Fundació Joan Miró」で開催される巡回展にあわせて刊行されました。
20世紀モダニズムを代表する建築家・デザイナーとして、建築から家具、インテリアまで幅広い分野に革新的な影響を与えたペリアンの仕事を、「住まうこと(Dwelling)」という視点から再考する約20年ぶりのモノグラフ。彼女にとって住まいとは、人と自然、社会を結びつけるための思想であり、建築や家具、工芸、工業生産を横断しながら、機能性と美しさ、社会的責任を結びつける空間を追求しました。
本書には家具やインテリア、建築プロジェクトを豊富な図版とともに収録。ル・コルビュジエとの協働や1920年代のチューブラースチール家具から、実験的な集合住宅を実現したアルプスのスキーリゾート「レ・ザルク」まで、その創作の軌跡をたどります。さらにアーカイブ資料や歴史写真、再現インテリアに加え、日本、インドシナ、ブラジルでの経験がデザイン思想に与えた影響にも焦点を当て、持続可能性やモダニズムの社会的意義を現代の視点から読み解いています。

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    2026年07月27日
  • Into the woods

写真家・Maja Šimenc(マヤ・シメンツ)が、森の中を淡いソフトフォーカスで写し取った写真をまとめた一冊。
撮影時に焦点を意図的にぼかすという選択は、自然や山を撮影する際の定番とされる手法から外れ、新たな可能性を模索するマヤ自身の意思が示されています。
おとぎ話を思わせる幻想的な描写は、19世紀のイギリスにおける写真家・Julia Margaret Cameron(ジュリア・マーガレット・キャメロン)の作品を彷彿とさせるもので、マヤが写したモノクロームによる森の中の写真は、無彩色でなければ見逃してしまう本質の発見へと鑑賞者の知覚を導きます。

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    2026年07月26日
  • Typographics ti No.277

創刊以来40年を超える日本タイポグラフィ協会が発行する専門誌。
コンパクトなサイズの冊子で、アカデミックな内容から日常にあふれる文字や記号まで、さまざまなタイポグラフィを紹介しています。
帯にはデザインに合わせて毎号異なる竹尾の用紙を採用しており、掲載された用紙スペックを参考に紙見本としても活用できます。
277号の帯は、クラフトのしっかりとした手触りと強さをもつ「ビオトープGA-FS」。
特集「封筒」では、情報伝達がデジタル中心となる現代でも、想いや触感を伝えるツールとして欠かせない存在である封筒の歴史や意味、可能性を探っています。
五感を刺激するような物語性のあるデザインを展開するグラフィックデザイナー、三木健の仕事も紹介。

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    2026年07月25日
  • IN-DUSTREAL

写真家・山口陽平が、写真を媒体として「記憶」や「物質」、「時間の再生」をテーマに制作したコラージュをまとめた自身初の作品集。
シルバーミラーの装丁は光を受けて眩い輝きを放ちながら、実体を伴った本としての魅力と、作者の実験精神を映し出しています。
本書では、撮影後に使われぬまま日の目を見ることのなかった写真プリントを炙ったり、エアブラシやマーカーで塗装、または全身写真やポートレートから顔や身体の一部を切り抜いて再構築したコラージュ作品を収録。
山口による、既存の形式と時間軸を離脱しながら匿名性と柔軟性を獲得した多種多様の作品との出会いが待ち受けています。

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    2026年07月24日
  • Ask Alexa When are we all gonna die tomorrow :)

サイズ感や次元、現実と虚構などの要素を巧みに操作することで、見慣れた存在と場面に変容をもたらすイギリス系アメリカ人写真家・Annie Collinge(アニー・コリンジ)の写真集。
本作でアニーは自身の息子を主人公に迎えながらも、舞台を架空の家庭に設定しながら、鏡や玩具、シール、色水などを用いて、息子と部屋やバスルームで戯れながら撮影。
眩いフラッシュの光に示し出されたその場面は、アニーと息子が遊ぶ中で創出された現実の光景にもかかわらず、ありふれた家族写真の形式を逸脱する軽快さと奇妙さを伴っています。
アニーの妹で作家・Miranda Collinge(ミランダ・コリンジ)が寄せた詩作も合わせて収録。
タイトルは、ある晩にアニーの息子が書き置きしていたメモより引用されたもの。

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    2026年07月23日
  • 漢字物語

スウェーデン出身の中国研究者、Cecilia Lindqvist (セシリア・リンドクィスト)による漢字文化論。
8年をかけて中国各地を巡り、307の漢字の源流を辿った一冊です。文字の成り立ちをはじめ、その背景にある歴史や文化、人々の営みを豊富な写真や図版とともに紹介。西洋の視点から漢字を読み解き、中国の歴史や文化、人々の暮らしを旅するように楽しめます。

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    2026年07月23日