“hide gallery” was set up as a contemporary art gallery off the back of “Book and Sons”, an art book store in Tokyo, and “Kawata Gallery”, a well-established art gallery in Kobe. With the combined perspectives of a contemporary art book store and the rich 60-year experience of a refined art gallery, ‘hide gallery’ aims to carefully curate and usher in a new era of previously unseen art that can convey new culture and value.

hide gallery
  • 写真家・大西みつぐが、20代の頃に撮影した初期のモノクロスナップをまとめた写真集。
東京の江東区深川で生まれ育った大西は、1970年代から現在まで継続して東京の下町や湾岸地域を中心に、自身も一住人として暮らしながら人々が織りなす日常や再開発などで移りゆく風景を長年にわたって眼差しを向けてきました。
本書はその活動の始発点とも言える初期作品62点を収録する一冊で、巻末では大西自身によるテキストのほか、写真に映画、都市文化や庶民の生活に洞察的な深い眼差しを注いできた評論家・川本三郎による寄稿文も収録。
「70年安保闘争」に「オイル・ショック」と、庶民の生活を揺るがす出来事が度重なる中でも当時の東京下町に宿っていた互いを思いやる温かさと、その後の大西の写真に通じる眼差しの存在を感じ取ることができます。

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    2026年03月15日
  • 毎号異なるファッションデザイナーをキュレーターとして迎え、そのクリエイティブな世界観を掘り下げるコンセプトマガジン「A Magazine Curated By」。
第29号は、デンマークのデザイナー Cecilie Bahnsen( セシリー・バンセン)がキュレーターを務めます。
Bahnsen は自身のブランドで「There is power and strength in romance and femininity(ロマンスとフェミニティには、パワーと強さが存在している)」という思想を大切に、詩的で女性らしく、かつ実用性も兼ね備えたデザインを提案してきました。
本書は写真家、アーティスト、キュレーター、モデルなど多彩な寄稿者たちが集まり、ファッションだけでなく写真、エッセイ、対談、ドラフト、アート、家族やコミュニティなど、多面的な表現の融合がCecilie Bahnsen らしさを豊かに伝えています。

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    2026年03月14日
  • ロンドン出身の作家で舞台衣装デザイナー、映画監督のDerek Jarman(デレク・ジャーマン)は、自身がHIVに感染していることが判明したことをきっかけにイギリス南東部ケント州の原子力発電所がある海辺の町・ダンジェネスに移住。
死を迎える直前の1994年まで元漁師小屋を改装した住居「プロスペクト・コテージ(展望・期待の家)」で暮らしながら、庭仕事に勤しむ日々を送っていました。
本書は当時イギリスを拠点に活動していた写真家・奥宮誠次が、ジャーマンの暮らす「プロスペクト・コテージ」を最晩年の4年間にわたり度々訪れた際に撮影していた写真を収録したもの。
本来は膨大な枚数のネガやポジフィルムのスライドが存在していたが、ロンドンのバービカンセンターで開催予定だったジャーマンの回顧展のための準備段階でそれらを貸与した際に全て行方知れずになったため、奥宮の手元に残っていた僅かな写真のみで構成されています。
印刷はリソグラフでのダブルトーンによるもので、カバーとしてインクを紙に転写するための版であるマスターを巻いた仕様が採用されています。

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    2026年03月14日
  • ドイツと日本を拠点とするアーティスト、ファッションデザイナー濱田明日香の作品集。
ファッション活動レーベル「THERIACA(テリアカ)」が現在取り組む「ニット」プロジェクトをまとめたもので、糸・ロープ・スパゲッティという一見無関係に見える3つの素材を軸に、人間の身体性と物質との関係性を再構築しようと試みる実験的なアートブック。
毛糸を柔軟な発想で使用した作品や、靴ひもやストロー、 紙といった編み糸以外の素材を編んで制作したユニークな作品まで、自由なイマジネーションで取り組んだ「編む」表現への挑戦。
インスピレーション源や制作風景の写真のほか、アイデアノートなど収録しており、発想から実験を経てデザインに落とし込む思考のプロセスが汲み取れる内容となっています。
多彩な視覚イメージを通して編むことの楽しさや面白さを伝えるとともに、私たちの身近な存在である編むという行為の無限の創造性を提示する一冊。

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    2026年03月12日
  • 写真家・瀧本幹也の10年ぶりとなる2タイトル同時刊行の新作作品集『LUMIÈRE /PRIÈRE』。
COVID-19の影響によって大人数での広告やCMの撮影、さらに海外渡航も軒並みできない状況下に置かれた中で、河原に咲き乱れる菜の花を目にした瀧本は、これまでに撮影で訪れてきた人間が住めない極限の環境下で生きる植物の姿と通じる力強い生命力を感じて胸を打たれ、野で自生する草花の撮影を開始しました。
本書ではこの出来事をきっかけにその後の3年間にわたって瀧本が探求を続ける中で出会った様々な草花の姿を収録。
季節が巡るごとに連綿と繰り返される植物の栄枯盛衰による儚くも美しい命の姿が捉えられています。
装丁は須山悠里によるもの。本文用紙には印刷適性と紙の風合いという相反する性質を両立させる高級印刷用紙「ヴァンヌーボ」を全ページに採用しており、布張りの表紙には題簽貼り(だいせん:題名などを記して書籍の表紙に貼る細長い紙片・布片)、箔押しを施し、一般的な4色にグロスニスを加えた5色で印刷することでオリジナルの作品の色合いを可能な限り再現しています。

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    2026年03月11日
  • 2022年の第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館でアートコレクティブ『ダムタイプ』が発表したインスタレーション「2022」の展示に関する内容や論考を包括的にまとめた公式図録。
『ダムタイプ』とは1984年に京都で結成されたグループで、映像や音、身体、コンピュータ制御を組み合わせた作品で情報化社会における人間の在り方を問い続けてきたことから、日本におけるアート・コレクティブの先駆者的な存在に位置付けられています。
本書ではメンバー高谷史郎による「2002」の作品概要に関する解説や故坂本龍一が寄せたテキストのほか、制作過程を記録した写真に、展示設計図面、さらにレーザーから投影された英字と信号による詩的テキストなどを収録。
単なる展覧会の記録としてだけでなく、ダムタイプがこれまでに問い続けてきた情報、環境、コミュニケーションなどのテーマに対する一つの集大成として読み解くことができます。

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    2026年03月10日
  • イタリア・ミラノの工場を再利用した美術館Museo delle Culture (MUDEC)が発行する年刊誌シリーズ。第2号のテーマは「Exposure(露出・展示)」。展示、陳列、見せること、見られることを巡る問いを中心に構成しており、展示装置(ショーケース、ガラスケース、陳列空間)そのものに焦点を当て、ただ作品を見せることではなく「どのように見せられるか」「どのように露出、遮断されるか」「見せること・見られること」が人、文化、モノにどう関わるかを横断的に考察しています。
アート・文化人類学・ファッション・展示論など多面的な論考が展開されている一冊。

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    2026年03月09日
  • スイス出身で、パリを拠点に活動したデザイナー、Gérard Ifert(ジェラール・イフェール)の作品集。
イフェールはバーゼル造形学校で学び、アドリアン・フルティガーやアーミン・ホフマンらと同時代に育ちながらも、グラフィックデザインだけでなく展示空間や写真、プロダクトデザインなど多面的なデザインアプローチに挑戦。
グラフィックを単なる印刷物ではなく「空間における視覚体験」として拡張した手法は、後の時代のメディア環境に通じる先見性を持っていたといえます。
本書は四章にわたって1950年代の初期ポスターから、インスタレーション、家具デザイン、晩年の写真シリーズまでを横断的に解説した本格的なモノグラフ。

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    2026年03月08日
  • 毎号1つのブランドを掘り下げるドキュメント誌『Magazine B』の派生で創刊された、ライフスタイルをはじめ、様々な角度から一脚の椅子とそのデザイナーについて取り上げるシリーズ『Magazine C』。
第6弾となる本誌では、フィンランドの建築家・Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)が、1933年に考案した「Stool 60」に着目。
日常的に「Stool 60」を愛用しているRonan Bouroullec(ロナン ブルレック)や皆川明のインテリア訪問とインタビューを導入に、生みの親であるアアルトの人物像とデザイン、そしてヘルシンキ郊外の自邸の様子のほか、イギリスのfinmar社での製造など幅広いバリエーションが存在する「Stool 60」の年代ごとの特徴と見分け方も掲載。
さらに製造販売を手がけるアルテック社が2023年に創業90周年を迎えたことを機に協働したイタリアのデザインスタジオ・Formafantasma(フォルマファンタズマ)による考察も収録し、根底は変わらぬまま新たな要素を取り入れて発展を遂げる「Stool 60」の未来が示されています。

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    2026年03月07日