“hide gallery” was set up as a contemporary art gallery off the back of “Book and Sons”, an art book store in Tokyo, and “Kawata Gallery”, a well-established art gallery in Kobe. With the combined perspectives of a contemporary art book store and the rich 60-year experience of a refined art gallery, ‘hide gallery’ aims to carefully curate and usher in a new era of previously unseen art that can convey new culture and value.

hide gallery
  • ドイツと日本を拠点とするアーティスト、ファッションデザイナー濱田明日香の作品集。
ファッション活動レーベル「THERIACA(テリアカ)」が現在取り組む「ニット」プロジェクトをまとめたもので、糸・ロープ・スパゲッティという一見無関係に見える3つの素材を軸に、人間の身体性と物質との関係性を再構築しようと試みる実験的なアートブック。
毛糸を柔軟な発想で使用した作品や、靴ひもやストロー、 紙といった編み糸以外の素材を編んで制作したユニークな作品まで、自由なイマジネーションで取り組んだ「編む」表現への挑戦。
インスピレーション源や制作風景の写真のほか、アイデアノートなど収録しており、発想から実験を経てデザインに落とし込む思考のプロセスが汲み取れる内容となっています。
多彩な視覚イメージを通して編むことの楽しさや面白さを伝えるとともに、私たちの身近な存在である編むという行為の無限の創造性を提示する一冊。

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    2026年03月12日
  • 写真家・瀧本幹也の10年ぶりとなる2タイトル同時刊行の新作作品集『LUMIÈRE /PRIÈRE』。
COVID-19の影響によって大人数での広告やCMの撮影、さらに海外渡航も軒並みできない状況下に置かれた中で、河原に咲き乱れる菜の花を目にした瀧本は、これまでに撮影で訪れてきた人間が住めない極限の環境下で生きる植物の姿と通じる力強い生命力を感じて胸を打たれ、野で自生する草花の撮影を開始しました。
本書ではこの出来事をきっかけにその後の3年間にわたって瀧本が探求を続ける中で出会った様々な草花の姿を収録。
季節が巡るごとに連綿と繰り返される植物の栄枯盛衰による儚くも美しい命の姿が捉えられています。
装丁は須山悠里によるもの。本文用紙には印刷適性と紙の風合いという相反する性質を両立させる高級印刷用紙「ヴァンヌーボ」を全ページに採用しており、布張りの表紙には題簽貼り(だいせん:題名などを記して書籍の表紙に貼る細長い紙片・布片)、箔押しを施し、一般的な4色にグロスニスを加えた5色で印刷することでオリジナルの作品の色合いを可能な限り再現しています。

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    2026年03月11日
  • 2022年の第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館でアートコレクティブ『ダムタイプ』が発表したインスタレーション「2022」の展示に関する内容や論考を包括的にまとめた公式図録。
『ダムタイプ』とは1984年に京都で結成されたグループで、映像や音、身体、コンピュータ制御を組み合わせた作品で情報化社会における人間の在り方を問い続けてきたことから、日本におけるアート・コレクティブの先駆者的な存在に位置付けられています。
本書ではメンバー高谷史郎による「2002」の作品概要に関する解説や故坂本龍一が寄せたテキストのほか、制作過程を記録した写真に、展示設計図面、さらにレーザーから投影された英字と信号による詩的テキストなどを収録。
単なる展覧会の記録としてだけでなく、ダムタイプがこれまでに問い続けてきた情報、環境、コミュニケーションなどのテーマに対する一つの集大成として読み解くことができます。

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    2026年03月10日
  • イタリア・ミラノの工場を再利用した美術館Museo delle Culture (MUDEC)が発行する年刊誌シリーズ。第2号のテーマは「Exposure(露出・展示)」。展示、陳列、見せること、見られることを巡る問いを中心に構成しており、展示装置(ショーケース、ガラスケース、陳列空間)そのものに焦点を当て、ただ作品を見せることではなく「どのように見せられるか」「どのように露出、遮断されるか」「見せること・見られること」が人、文化、モノにどう関わるかを横断的に考察しています。
アート・文化人類学・ファッション・展示論など多面的な論考が展開されている一冊。

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    2026年03月09日
  • スイス出身で、パリを拠点に活動したデザイナー、Gérard Ifert(ジェラール・イフェール)の作品集。
イフェールはバーゼル造形学校で学び、アドリアン・フルティガーやアーミン・ホフマンらと同時代に育ちながらも、グラフィックデザインだけでなく展示空間や写真、プロダクトデザインなど多面的なデザインアプローチに挑戦。
グラフィックを単なる印刷物ではなく「空間における視覚体験」として拡張した手法は、後の時代のメディア環境に通じる先見性を持っていたといえます。
本書は四章にわたって1950年代の初期ポスターから、インスタレーション、家具デザイン、晩年の写真シリーズまでを横断的に解説した本格的なモノグラフ。

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    2026年03月08日
  • 毎号1つのブランドを掘り下げるドキュメント誌『Magazine B』の派生で創刊された、ライフスタイルをはじめ、様々な角度から一脚の椅子とそのデザイナーについて取り上げるシリーズ『Magazine C』。
第6弾となる本誌では、フィンランドの建築家・Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)が、1933年に考案した「Stool 60」に着目。
日常的に「Stool 60」を愛用しているRonan Bouroullec(ロナン ブルレック)や皆川明のインテリア訪問とインタビューを導入に、生みの親であるアアルトの人物像とデザイン、そしてヘルシンキ郊外の自邸の様子のほか、イギリスのfinmar社での製造など幅広いバリエーションが存在する「Stool 60」の年代ごとの特徴と見分け方も掲載。
さらに製造販売を手がけるアルテック社が2023年に創業90周年を迎えたことを機に協働したイタリアのデザインスタジオ・Formafantasma(フォルマファンタズマ)による考察も収録し、根底は変わらぬまま新たな要素を取り入れて発展を遂げる「Stool 60」の未来が示されています。

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    2026年03月07日
  • バッグや靴、家具といったアイテムに自然の造形から得た着想を取り入れるチリのアーティストで革職人のCarlos Peñafiel(カルロス・ペニャフィエル)による作品集。
2014年秋冬コレクション以来より長年カルロスと協働を重ねてきたフランス発のファッションブランド『LEMAIRE』の共同クリエイティブ・ディレクターであるSarah Linh Tran(サラ=リン・トラン)が新たに設立した出版社「Siegelbaum-Tran Editions」からの初の出版物として企画・刊行されました。
本書では革を中心に、木やブロンズといった素材を用いたカルロスの幅広い作品と、それらにまつわる手書きの設計図といった豊富なアーカイブ資料を中心に、サラの親友であるフランスの写真家・Estelle Hanania(エステル・ハナニア)が撮り下ろした工房の様子なども合わせて掲載。
形態美と機能面の両方を兼ね備えたカルロス固有の創造性の源流を辿ることができます。

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    2026年03月06日
  • 毎号1つのブランドを掘り下げるドキュメント誌『Magazine B』の派生で創刊された、ライフスタイルをはじめ、様々な角度から一脚の椅子とそのデザイナーについて取り上げるシリーズ『Magazine C』。
第5弾は日本の愛知県刈谷市で創業したカリモク家具が1962年に初の自社製品第一号の家具として発表し、以降も途切れることなく半世紀以上にわたって製造が続くロングセラー「Kチェア」に着目。
紡績機や輸送函、ミシンの天板などの製造を担いながら研鑽した木材加工技術をもとに、1964年から国内での家具製造販売に参入したカリモク家具は、自社ショールームの開設を通じて着実に認知を拡大。
2002年にはデザイナーのナガオカケンメイによる監修のもと「カリモク60」という新たなシリーズを発表し、「Kチェア」もこのラインナップに加わったことでさらに人気を集めました。
本誌では「Kチェア」愛用者のインテリア訪問とインタビューを導入に、カリモク家具の変遷や創業者にまつわるエピソードや、工場と製造に携わる人々の思いのほか,ナガオカケンメイへの特別インタビューと原研哉による考察なども収録。
容易に分解・修理できるモジュール構造と精密な木材加工技術、そして日本の住宅規格に合った大きさなど、世代を超えて愛され続ける「Kチェア」の魅力とその背景が様々な視点を通じて紐解かれています。

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    2026年03月06日
  • 毎号1つのブランドを掘り下げるドキュメント誌『Magazine B』の派生で創刊された、ライフスタイルをはじめ、様々な角度から一脚の椅子とそのデザイナーについて取り上げるシリーズ『Magazine C』。
第4弾となる本誌では、Le Corbusier(ル・コルビュジエ)、Pierre Jeanneret(ピエール・ジャンヌレ)、そしてCharlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)の三者が共同で1928年に発表した椅子「Fauteuil Grand Confort」に着目。
コルビュジエ・ジャンヌレ・ペリアンが出会った経緯のほか、コルビュジエとも交流のあったスイスの建築家・Mario Botta(マリオ・ボッタ)による考察、さらに三者が存命の時に「Fauteuil Grand Confort」をはじめとするLCシリーズの復刻生産契約を結んで製造を続けるイタリアの家具ブランド・Cassinaへの取材のほか、「Fauteuil Grand Confort」を愛用する人々のインテリア訪問やインタビューの内容も掲載。
優れた機能性と耐久性、そして洗練性された見た目で20世紀前半の家具デザインを大きな転換期に導いた「Fauteuil Grand Confort」の全貌が一冊を通じて解き明かされています。

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    2026年03月05日