“hide gallery” was set up as a contemporary art gallery off the back of “Book and Sons”, an art book store in Tokyo, and “Kawata Gallery”, a well-established art gallery in Kobe. With the combined perspectives of a contemporary art book store and the rich 60-year experience of a refined art gallery, ‘hide gallery’ aims to carefully curate and usher in a new era of previously unseen art that can convey new culture and value.

hide gallery
  • 2022年の第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館でアートコレクティブ『ダムタイプ』が発表したインスタレーション「2022」の展示に関する内容や論考を包括的にまとめた公式図録。
『ダムタイプ』とは1984年に京都で結成されたグループで、映像や音、身体、コンピュータ制御を組み合わせた作品で情報化社会における人間の在り方を問い続けてきたことから、日本におけるアート・コレクティブの先駆者的な存在に位置付けられています。
本書ではメンバー高谷史郎による「2002」の作品概要に関する解説や故坂本龍一が寄せたテキストのほか、制作過程を記録した写真に、展示設計図面、さらにレーザーから投影された英字と信号による詩的テキストなどを収録。
単なる展覧会の記録としてだけでなく、ダムタイプがこれまでに問い続けてきた情報、環境、コミュニケーションなどのテーマに対する一つの集大成として読み解くことができます。

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    2026年03月10日
  • イタリア・ミラノの工場を再利用した美術館Museo delle Culture (MUDEC)が発行する年刊誌シリーズ。第2号のテーマは「Exposure(露出・展示)」。展示、陳列、見せること、見られることを巡る問いを中心に構成しており、展示装置(ショーケース、ガラスケース、陳列空間)そのものに焦点を当て、ただ作品を見せることではなく「どのように見せられるか」「どのように露出、遮断されるか」「見せること・見られること」が人、文化、モノにどう関わるかを横断的に考察しています。
アート・文化人類学・ファッション・展示論など多面的な論考が展開されている一冊。

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    2026年03月09日
  • スイス出身で、パリを拠点に活動したデザイナー、Gérard Ifert(ジェラール・イフェール)の作品集。
イフェールはバーゼル造形学校で学び、アドリアン・フルティガーやアーミン・ホフマンらと同時代に育ちながらも、グラフィックデザインだけでなく展示空間や写真、プロダクトデザインなど多面的なデザインアプローチに挑戦。
グラフィックを単なる印刷物ではなく「空間における視覚体験」として拡張した手法は、後の時代のメディア環境に通じる先見性を持っていたといえます。
本書は四章にわたって1950年代の初期ポスターから、インスタレーション、家具デザイン、晩年の写真シリーズまでを横断的に解説した本格的なモノグラフ。

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    2026年03月08日
  • 毎号1つのブランドを掘り下げるドキュメント誌『Magazine B』の派生で創刊された、ライフスタイルをはじめ、様々な角度から一脚の椅子とそのデザイナーについて取り上げるシリーズ『Magazine C』。
第6弾となる本誌では、フィンランドの建築家・Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)が、1933年に考案した「Stool 60」に着目。
日常的に「Stool 60」を愛用しているRonan Bouroullec(ロナン ブルレック)や皆川明のインテリア訪問とインタビューを導入に、生みの親であるアアルトの人物像とデザイン、そしてヘルシンキ郊外の自邸の様子のほか、イギリスのfinmar社での製造など幅広いバリエーションが存在する「Stool 60」の年代ごとの特徴と見分け方も掲載。
さらに製造販売を手がけるアルテック社が2023年に創業90周年を迎えたことを機に協働したイタリアのデザインスタジオ・Formafantasma(フォルマファンタズマ)による考察も収録し、根底は変わらぬまま新たな要素を取り入れて発展を遂げる「Stool 60」の未来が示されています。

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    2026年03月07日
  • バッグや靴、家具といったアイテムに自然の造形から得た着想を取り入れるチリのアーティストで革職人のCarlos Peñafiel(カルロス・ペニャフィエル)による作品集。
2014年秋冬コレクション以来より長年カルロスと協働を重ねてきたフランス発のファッションブランド『LEMAIRE』の共同クリエイティブ・ディレクターであるSarah Linh Tran(サラ=リン・トラン)が新たに設立した出版社「Siegelbaum-Tran Editions」からの初の出版物として企画・刊行されました。
本書では革を中心に、木やブロンズといった素材を用いたカルロスの幅広い作品と、それらにまつわる手書きの設計図といった豊富なアーカイブ資料を中心に、サラの親友であるフランスの写真家・Estelle Hanania(エステル・ハナニア)が撮り下ろした工房の様子なども合わせて掲載。
形態美と機能面の両方を兼ね備えたカルロス固有の創造性の源流を辿ることができます。

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    2026年03月06日
  • 毎号1つのブランドを掘り下げるドキュメント誌『Magazine B』の派生で創刊された、ライフスタイルをはじめ、様々な角度から一脚の椅子とそのデザイナーについて取り上げるシリーズ『Magazine C』。
第5弾は日本の愛知県刈谷市で創業したカリモク家具が1962年に初の自社製品第一号の家具として発表し、以降も途切れることなく半世紀以上にわたって製造が続くロングセラー「Kチェア」に着目。
紡績機や輸送函、ミシンの天板などの製造を担いながら研鑽した木材加工技術をもとに、1964年から国内での家具製造販売に参入したカリモク家具は、自社ショールームの開設を通じて着実に認知を拡大。
2002年にはデザイナーのナガオカケンメイによる監修のもと「カリモク60」という新たなシリーズを発表し、「Kチェア」もこのラインナップに加わったことでさらに人気を集めました。
本誌では「Kチェア」愛用者のインテリア訪問とインタビューを導入に、カリモク家具の変遷や創業者にまつわるエピソードや、工場と製造に携わる人々の思いのほか,ナガオカケンメイへの特別インタビューと原研哉による考察なども収録。
容易に分解・修理できるモジュール構造と精密な木材加工技術、そして日本の住宅規格に合った大きさなど、世代を超えて愛され続ける「Kチェア」の魅力とその背景が様々な視点を通じて紐解かれています。

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    2026年03月06日
  • 毎号1つのブランドを掘り下げるドキュメント誌『Magazine B』の派生で創刊された、ライフスタイルをはじめ、様々な角度から一脚の椅子とそのデザイナーについて取り上げるシリーズ『Magazine C』。
第4弾となる本誌では、Le Corbusier(ル・コルビュジエ)、Pierre Jeanneret(ピエール・ジャンヌレ)、そしてCharlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)の三者が共同で1928年に発表した椅子「Fauteuil Grand Confort」に着目。
コルビュジエ・ジャンヌレ・ペリアンが出会った経緯のほか、コルビュジエとも交流のあったスイスの建築家・Mario Botta(マリオ・ボッタ)による考察、さらに三者が存命の時に「Fauteuil Grand Confort」をはじめとするLCシリーズの復刻生産契約を結んで製造を続けるイタリアの家具ブランド・Cassinaへの取材のほか、「Fauteuil Grand Confort」を愛用する人々のインテリア訪問やインタビューの内容も掲載。
優れた機能性と耐久性、そして洗練性された見た目で20世紀前半の家具デザインを大きな転換期に導いた「Fauteuil Grand Confort」の全貌が一冊を通じて解き明かされています。

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    2026年03月05日
  • ドイツ・ハンブルグを拠点に活動する建築写真家・Piet Niemann(ピエト・ニーマン)が、2000年にドイツ・ハノーバーで開催された万国博覧会のために建てられたオランダパビリオンの閉幕より20年後の姿を捉えた作品集。
「人類・自然・技術」をテーマに20世紀最後の万博として開催されたハノーバー万博では環境保護が重視され、再利用が可能な素材を建材として取り入れるなど地球環境の負担が少ない理想的な未来都市の姿が提示されましたが、153日の開催期間を経たのちは当初にあった転用計画の多くが頓挫し、建物だけが残されたのでした。
今回ニーマンが撮影したオランダパビリオンもその中の一つであり、一時は自動車整備工場として使用されたもののその後は長らく廃墟と化してしまい、2020年に建物を設計したオランダのロッテルダムを拠点とする建築家集団「MVRDV」による大規模改修計画が立案され、現在ではパビリオンの部分はコワーキングスペースと緑の豊かなテラスに改修されたほか、レストランやオフィスと学生用のアパートも新たに併設することで巨大な複合施設に変貌を遂げました。
本書ではニーマンがこの大規模改修に入る前の構造躯体のみになったオランダパビリオンの姿を捉えており、スプレーで落書きされたコンクリートの壁や、剥き出しの鉄骨と、現在の人で賑わう姿からは想像もつかない寂れた様子を目にすることができます。

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    2026年03月01日
  • 西洋文化における「色」の意味と実践を古代から20世紀の抽象表現まで、歴史・哲学・美術・科学の視点から体系的に辿った一冊。
古代ギリシャ・ローマ期の色彩理論や象徴、ルネサンス期の画家と科学者による色の探求、ニュートンによる光と色の分析、19世紀以降の印象派やポスト印象派、そして20世紀の抽象表現に至るまで、色彩の発展と文化的意味を包括的に収録。
「色はただの視覚刺激か、あるいは光の機能か、あるいは物質として変形され得るものか」という問いから出発し、色の定義そのものを問い直しています。

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    2026年02月28日