“hide gallery” was set up as a contemporary art gallery off the back of “Book and Sons”, an art book store in Tokyo, and “Kawata Gallery”, a well-established art gallery in Kobe. With the combined perspectives of a contemporary art book store and the rich 60-year experience of a refined art gallery, ‘hide gallery’ aims to carefully curate and usher in a new era of previously unseen art that can convey new culture and value.

hide gallery
  • 私の現代(新装版)

1920年代にアメリカへと渡って写真を学び、帰国後は日本初の女性プロ写真家として大阪にポートレートスタジオを開設するなど、日本における女性写真家の草分け的存在として知られる山沢栄子の作品集。
商業写真や肖像写真の仕事を引退後の1960年から独自に取り組んだカラーとモノクロによる抽象表現の写真シリーズ「What I Am Doing」を導入に、山沢が抽象表現を追い求める起点となった1962年に発表の写真集『遠近』を全編再録。
時を遡りながら山沢の抽象写真の成り立ちを読み解くことで、のちに抽象表現へと至る出発点を探るほか、山沢がアメリカ留学中に触れた写真表現の実例や初期ポートレート作品などからアメリカ写真との関連性も検証しています。
さらに山沢自身が1920〜50年代にかけて執筆した3本のテキストをはじめ、池上司と鈴木佳子の2名のキュレーターによる近年の研究に基づいた論考も収録。
山沢栄子の存在や功績を、日本とアメリカの国家的枠組みを超えた近代写真史の中に位置付けることが目指されています。

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    2026年09月26日
  • Coffee Pots from the Masters

イタリアを拠点に活動するプロダクトデザイナー、Giulio Iacchetti(ジュリオ・イアケッティ)がキュレーションを手がけ、2019年10月にミラノのラバッツァ旗艦店で開催された展覧会「Coffee Pots from the Masters. When architecture and design meet the Moka」に際して発行されたカタログ。同展で紹介された24種類のモカポットを図版やテキストとともに収録しています。
20世紀前半に発明された蒸気圧式のコーヒーポット「モカ」をテーマに、Alfonso Bialetti(アルフォンソ・ビアレッティ)によるクラシックなモカポットから、Michele De Lucchi(ミケーレ・デ・ルッキ)、Tom Dixon(トム・ディクソン)、Isao Hosoe(イサオ・ホソエ)、Piero Lissoni(ピエロ・リッソーニ)、Angelo Mangiarotti(アンジェロ・マンジャロッティ)、Alessandro Mendini(アレッサンドロ・メンディーニ)、Gaetano Pesce(ガエターノ・ペッシェ)、Ettore Sottsass(エットレ・ソットサス)ら建築家・デザイナーによるデザインまで、それぞれ異なるモカの解釈を紹介。ひとつの道具を題材とした24のデザインを通して、建築とデザインの関係を探っています。
イアケッティは、モカを「形と機能が完璧に融合したもの」と捉え、家庭の風景を形づくる小さな建築と表現。イタリアの暮らしを象徴するモカポットをめぐる多様なデザインから、建築家やデザイナーそれぞれの思考や個性を浮かび上がらせる一冊。

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    2026年09月25日
  • Helix by 山上新平

写真家・山上新平が、地元・鎌倉で2014年から2015年にかけて撮影したモノクロのシリーズ『SPECTRUM』と、のちに同じ場所をカラーで撮影したシリーズ『The Disintegration Loops』の二作を一冊にまとめた写真集。
装幀や造本の監修はサイトヲヒデユキによるもので、2つのシリーズはそれぞれ独立しながらも、共通の裏表紙を用いた背中合わせの形態で一体化されてスリーブケースの中に収まっています。
タイトルの「Helix」とは「螺旋」を意味する単語で、サイトヲが山上の写真と本書が刊行を迎えるまでの経緯をもとに考案した「永劫回帰」ということばを踏まえ、山上自身が名付けたもの。
同じ場所に戻っているかのように見えて同一円状を描きながら伸びる螺旋の形状と、山上が足元にある被写体に対して眼差しを向けることを通じた眼差しの深化における軌跡は、相似の関係にあり、山上によるこれまでの全ての写真が一繋がりであることを示唆しています。

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    2026年09月24日
  • THE NEW JAPAN 01 YAEYAMA ISLANDS

日本各地の地域文化を特集する『THE NEW JAPAN』の創刊号。タイトルのNEWには、「読み手それぞれにとっての、新しい発見」という意味が込められており、雑誌を通して実際にその土地を訪れるきっかけを届けることを目指しています。
今号のテーマは石垣島や西表島などの島々からなる「八重山諸島」。雄大な自然や受け継がれる工芸、地元で愛されるローカルフードから、伝統建築、島の暮らし、これからの観光まで、八重山の魅力を多角的に紹介。
石垣島を象徴するドリンク「ゲンキクール」やフードガイド、八重山最後のカツオ船、帆船サバニの復活、染色家・石垣昭子へのインタビュー、竹富島の伝統建築、小浜島や与那国島の観光など土地に根づく文化や人々に焦点を当てた多彩な記事を収録。
藤本壮介をはじめ、Ian Bennett(イアン・ベネット)、塩川いづみ、辛酸なめ子ら国内外のクリエイターも参加しています。

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    2026年09月23日
  • Mixedness is my Mythology

南アフリカで生まれ育ち、6歳からはオランダへと移住した経験を持つ写真家・Farren van Wyk(ファレン・ファン・ワイク)による写真集。
南アフリカとオランダの両国における歴史的な関係性と関連性を「移住」や「民族性」、「アパルトヘイト」、「植民地主義」といったキーワードをもとに探求している。
「アパルトヘイト」はオランダ人政治家・Hendrik Verwoerd(ヘンドリック・フェルヴールト)が南アフリカの首相に就任して推し進めた人種隔離政策。
南アフリカ人であるファレンの祖父母もアパルトヘイトの影響で故郷から追放された過去があり、ファレンの家系は移住を経た様々な人種との交わりを通じて形作られてきました。
そうした背景から、ファレン自身を含む兄弟や家族は混血ですが、本作はその意味を再定義・再構築することで、過去の歴史におけるトラウマを受容・和解し、国境を超えたアイデンティティを視覚化するほか、自身が有色人種であることの賛歌も目指しています。

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    2026年09月22日
  • TOKYO GUARD PIPES

日本人建築家・元木大輔が主宰する建築・デザインスタジオ「DDAA」のリサーチ部門「DDAA LAB」が、11年にわたり東京23区のガードパイプを調査した成果をまとめた一冊。
きっかけは、元木の事務所前に設置されていたわずか1スパンのガードパイプ。
ベンチを制作するための実測から始まった調査はやがて東京23区全域へと広がり、その成果として168種類のガードパイプを写真と実測図面とともに収録しています。
普段は意識されることのないガードパイプも、その形状やディテールを見比べることで地域ごとの歴史や行政の判断、街の個性が浮かび上がってくる。
都市を支える匿名的なインフラは、東京という街の輪郭を映し出す存在でもあります。
ブックデザインは共著者であるグラフィックデザインスタジオ「Company2」が担当。
23区それぞれに異なるテーマを設けた896ページの構成は、都市の多様性を視覚的にも体験させてくれます。

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    2026年09月21日
  • THE EAMES HOUSES: CHARLES AND RAY EAMES RESIDENTIAL ARCHITECTURE

アメリカ人デザイナー、Charles and Ray Eames(チャールズ&レイ・イームズ)夫妻による「ミラノ・トリエンナーレで開催された展覧会「The Eames Houses」に伴い刊行された作品集。
ミッドセンチュリー・モダンを代表するデザイナーとして知られるイームズ夫妻は、家具デザインのほか、建築、映像、グラフィックなど多岐にわたる分野で活動していました。
本書は、夫妻が設計・計画に携わった住宅建築に焦点を当てた包括的な一冊。
自邸として知られる「イームズ・ハウス」をはじめ、1945年から1955年にかけて設計された全8棟の住宅を収録しています。
これまで未発表だったプロジェクトと家具、展覧会デザイン、映像制作といった広く知られる活動と建築作品を並置することで、分野を横断しながら一貫して貫かれたデザイン思想を読み解くことができます。
モダニズムを軸に、明快な構造や使い手に寄り添う機能性、プレファブリケーション(プレハブ)の合理的な活用など、建築を生活や仕事を支える環境として捉える彼らの思想が浮かび上がる。
また、スケッチや図面、書簡、写真など初公開となる豊富な資料を収録。
新たに制作されたダイアグラムや模型によって、イームズ夫妻の設計プロセスを多角的に辿ることができます。

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    2026年09月19日
  • I'll See You in the Branches

パリを拠点に活動するアメリカ人アーティスト・Jordan Reyes(ジョーダン・レイエス)による作品集。
東京を拠点とする写真プラットフォーム『Ephemere』より刊行されたものです。
ジョーダンによる眼差しで捉えられた全編モノクロームの静寂な世界には、もの言えぬ気配が漂っています。

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    2026年09月18日
  • 日めくりタイポカレンダー Typodarium 2027

ドイツの出版社・Verlag Hermann Schmidt Mainzより毎年出版されている、世界中のフォントを使用し、365日が日替わりフォントでデザインされた日めくりカレンダー。 
クラシックなセリフ体から筆記体、サイケデリックな飾り文字まで、さまざまなタイポグラフィで構成されており、各ページの裏面には使用されたフォントの名称とサンプルの文字列、そのフォントデザイナーのWebサイトURLを記載。
 古典的タイプフェイスではなく最新のデザインを取り扱うことによって、タイポマニアはもちろん、デザインに興味を持つ人すべてに向けたディティールまで造り込まれた高品質なカレンダーとなっています。
    2026年09月18日